ここが違うよ!日本とフランス
〜 グルメ編 〜

今まで、当然こうよねぇ、と思っていたことが、こちらで生活するうちにあれれっ??

違うのぉ?と日本とフランスでは違うこと、結構あるんです。他にも

いろいろあるんですが、ここでは特に“食”に関することを中心に色々と取り上げてみようと思いました。


スープは遠いほうから手前へ。

日本のテーブルマナーでは、スープをいただくとき、手前から遠いほうへとスプーンを動かしますが、フランスでは全くの反対!
必ず遠いほうから手前へスプーンを動かします。そして、スプーンが残り少なくなってきても絶対お皿を傾けてはいけません。
じゃあスプーンですくいきれない分はどうするの??残念ですけど、サヨナラしてください。

 残ったソースはパンで食べてもいい?

いけません。どんなに美味しいソースでもパンで残らず食べれるのは、身内との食事の時だけ。
レストランなどでは特に注意しましょう。
 ラーメンのお汁をきれいに飲み干す夫。。s

私の夫は日本料理がだ〜いすき。当然ラーメンも大好物の一つです。ある日、パリにある日本食レストランへラーメンを食べに
行ったときのこと。おいしいねぇ〜といいながら2人でラーメンを食べていました。私は途中から無意識のうちに自分のラーメンに集中していたようで、ほぼ食べ終わってふいに真正面にいる夫をみると、何ときれいに最後までラーメンのお汁を飲んでいるではありませんか!!すかさず、普通少しお汁は残すもんよー、それにそんなに全部飲んだらお腹苦しいでしょ?!とやんわり言うと、どうして?こんなに美味しいお汁、残したら作った人に悪いよ、との返事。。

 おせんべい、おかきはアペリティフ

フランスでのおやつは必ず甘いものと決まってる、というかそういう習慣なので、おせんべいやおかき、ピーナッツなどは
アペリティフとして食べます。中にはスナック菓子など塩味のものをおやつの時間に食べる人もいますが、大半の人は甘い
もの。スーパーなどでもおかきやポテトチップス、ナッツなどは必ずアペリティフのコーナーに陳列されています。
 プティ・デジュネ(朝食)は絶対甘いもの

プティ・デジュネ」のページでもチラッと書きましたが、フランスの朝食は絶対甘いものなんです。カフェオーレやコーヒー、紅茶、ショコラ、フルーツジュースにブリオッシュ、パン・オ・レにヌテラ(滑らかなチョコレートクリーム)やジャム、パン・オ・ショコラなどの甘いパンや、バゲットにバターとジャムを塗ったタルティーヌやクロワッサン、と甘いもの大集合なのです。。日本人の私はやっぱり時にはハムエッグにトーストとか、ほかほかごはんにお味噌汁と卵焼き、なんていう塩味の朝食も食べたいなぁと思うときがあるし、ハムととろけるチーズをのせたトーストなんていうのもいいなぁって思います。が、フランスの伝統的朝食スタイルにはありえないメニューなのです。これに関しては本当に、日本はバラエティー豊富だなぁ、と密かに心の中でつぶやく私です(苦笑)。。

 日本とフランスの外食

日本の家族はわりとチョコチョコと気軽に外食、しますよね。外食にかかるお金も、超高級レストラン以外はわりと手頃な値段で食事が出来ます。フランスでは家族そろって外食するというのは稀です。実際、安くはありません。食事のスタイルの違いにあると思うんですけど、レストランに入って席についたらまずアペリティフを頼み、それを飲みながらゆっくり、さて、何を食べようかしら、とメニューを選びます。そして前菜・メイン・チーズ・サラダ・デザート・食後のコーヒーか紅茶と展開していきます。途中省略も出来ますが、まあ一般的なパターンとしては、前菜・メイン・デザート・コーヒーか紅茶などです。それに食事と一緒に頂くワインやミネラルウォーターと頼むとやはりちょっとしたレストランでも結構かかります。日本ならメインのお皿に食後のコーヒーと簡単ですよね。特にランチの場合、日本ならまあ1000円出せばそこそこ満足できる感じですが、同じ満足度をパリで見ると、ランチ時1000円は最低かかります。それにグラスワインよりミネラルウォーターのほうが高かったりします。これにはびっくりしてしまいました。

 熱さと冷たさの感覚の違い

日本人はふつう、冬は暑いものは湯気が立つほど暖かく、夏は冷たいものはキ〜ンと冷やしていただくのが良しとされてますよね。例えばお鍋はグツグツと煮ながら食べたり、コーヒーなどのあたたかい飲み物のもフーフーしながら、夏ならカキ氷だとか氷を入れて冷たくしたそうめん、などなど。。この感覚からすると、フランスの人々はどうも違うんです。熱いといっても私からすれば少々ぬるいし、冷たいものといってもそんなに冷えてないし、カフェでも頼まないと氷は出てきません。だから静かに音を立てずに飲めるんですね。

 お皿は絶対持ち上げてはいけません。

初めから最後までお皿は絶対に持ち上げてはいけないんです。たとえばスープなど残り少なくなってきたらちょこっと傾けてきれいに食べようとするけれど、ご法度です。常に手は添えるだけ。ソースなどがかかったデザートも同じです。もちろん背筋は日本同様まっすぐに伸ばしていないといけないし、音は立ててはいけないし、お皿は傾けちゃいけないし。。う〜ん、結構難しいですね。
 グレープフルーツとすいかは前菜!

メロンが前菜になるのは皆さんよくご存知だと思います。が、グレープフルーツとすいかも前菜になるってご存知でした?
私はこちらにきて初めて知りました。かなりオドロキ。。。

 お弁当のミニハンバーグは不評。。

ふたりでピクニックに出かけた時のこと。途中で待ち合わせることになっていたので、私がビックリさせようとコッソリお弁当を作って行きました。おにぎり、卵焼き、ミニハンバーグ、ソーセージなどなど、超基本中の基本といえるおべんとう。我ながら良く出来たと喜んで待ち合わせ場所に。。いいお天気で絶好のお天気日より。ランチの時間になって、「日本のおべんとうというものを作ってきたのぉ〜。」「わぁ、すごい!ありがとう!!」といって蓋を開けた主人はちょっぴり目が点に。。「??どうしたの?」「ハンバーグが入ってる。。」「そうよ〜、子供も大人もみ〜んな大好きよ。」私はいいお天気の下で満足げにおべんとうをほおばっているのに、主人はハンバーグを少しかじっただけでなかなか食べないのです。「おいしくない?」「...うん。。」ガ〜ン!!「なんでぇ?」「だって冷たいハンバーグなんて僕達は絶対食べないもの。暖かくないと美味しくないもん。」それ以来おべんとうにはハンバーグは消えました(笑)。。

バイキングって??

そういえば、ないんですよねぇ〜。バイキングレストランって。ケーキにイタリアン、お寿司、焼肉、しゃぶしゃぶ。。日本にはなんでもあるのに。アメリカだってとってもポピュラーなのに、みんなに聞いてもそんなスタイルのお店、見たことないと言います。以前日本でお寿司の食べ放題のお店に連れて行った時はすごく面白がっていました。今度里帰りする時は大好きなケーキバイキングに行くのを楽しみにしています(笑)。

 フランスのパン屋さん。

日本のパン屋さんはたいてい自分でトングとトレイをもってウロウロしながら好きなパンを選べますよね。パンの大好きな私としては子供の頃からこれが大好きだったのですが、フランスのパン屋さんでは普通ショーケースの中に陳列されていて、クロワッサンとパン・オ・ショコラを2つずつください、ってな具合で注文して包んでもらうのです。手作りなのでパンによってはそれぞれ焼き加減が若干違うので、いつも心の中で“あのくらいの焼き加減が当たりますように。。”と願ってしまう私です(笑)。

 何でもフォークとナイフ!

やきとり、ホクホクの焼きいも、フライドチキン、カニ、バーベキュー、豚まんなどなど日本の食生活の中では手で食べても良し、
または手で食べたほうが豪快で美味しいよ、というところがありますが、フランスでは必ずフォークとナイフを使って食べます。
骨付きのチキンなどももちろん。フォークとナイフで食べようとすると嫌がって飛んでしまいそうですが(笑)、ちゃんと使って
食べてます。フルーツなどもフォークとナイフでチョチョっと器用に切り分けて食べるのです。

 

 鶏肉の皮

比較的多くの日本人は鶏肉の皮、好きですよね。焼き鳥、フライドチキン、から揚げ、鳥の照り煮などなど。フランス人の多くは
これを徹底的に嫌うんです。鳥のローストでも皮はきれいに取り除いてお皿の端に追いやるし、フライドチキンというのはほと
んど人気がありません。まあコルドンブルーやコトレッタ・ア・ラ・ミラネーゼぐらいでしょうか。。ハムやお肉やパテの脂身など
ほんのちょっとでもついていようものなら根こそぎ取り除いて追いやります。

サラダ菜

サラダを盛り付ける時、レタスやサラダ菜などの葉は出来るだけ破らないように綺麗な状態で盛り付けなければなりません。
食べやすいようにと、気を使って葉を切ったりしてはいけないのです。なのでサラダを洗う時はちょっぴり緊張。。
食べ方はフォークとナイフを上手に使って大きなサラダ菜を一口サイズに折りたたんで頂きます。一口サイズにと切っては
いけません。

 フランスのドーナツ

日本にはミスタードーナツ・ダンキンドーナツなどたくさんの種類のドーナツがありますが、フランスではあんなにたくさんの種類
のドーナツは見たことがありません。唯一見かけるのは、あんドーナツ風のドーナツで中にチョコレートクリーム、フランボワーズ
ジャムなどが入っている日本人からしたら昔風のドーナツ1種類しか見たことがありません。アメリカの食生活って日本ほど
受け入れられてないなぁ、と思う現象の一つです。

 ゴクゴクビールは×!

暑い日やお風呂上りなどに、キンキンに冷えたつめた〜いビールをゴクッ、ゴクッと飲んであ〜うまいっ!!っていうコマーシャルは日本人にとってはそそられますよね。でもフランス人にとってはこのゴクッ、ゴクッていう音は非常に下品な音になってしまうのです。それを知らなかった頃、ゴクッ、ゴクッとやってあ〜美味しいッ!と喜びに浸っていると、横から主人に、「ちょっとー、ダメだよー!そんな音出して飲んだらっ!静かにゆっくり飲まなきゃっ。」「......。もう、ジュースぐらい好きなように飲ませてよッ!!!!!!」とよく言ったものです(笑)。。。




いかがでしたでしょうか。他にも、私もこう思う!とか発見したことを教えてくださる人は、フランスのカフェまでお便りくださいませ。

こちらに加えさせていただきます。

つづく。。。


HOME