お肉の安全な選び方
〜狂牛病対策〜


皆さん御存知の通り、去年の10月に某大型ハイパーマルシェで狂牛病の疑いのある牛肉が見つかってから、

一気にフランス中がパニック状態になり、瞬く間にヨーロッパ各国でも狂牛病の牛が発見されました。

連日ニュースで狂牛病に関する情報が流れ、一時はどの情報を信用すればいいのか分からなくなるほど混乱し、

数週間ベジタリアンのような生活を送りました。この時は本当に平和な食生活の日本に帰りたい!と

真剣に考えました(苦笑)。今でもまだまだ牛肉の売れ行きは良くありませんが、落ち着いて正確な情報を得、

ようやく安全なお肉を安心して食べることが出来るようになってきました。これからフランスに来られて長期滞在される方、

短期の旅行で自炊を楽しんでみようと思っていらっしゃる方々の安全なお肉を選ぶヒントになればと思います。。


牛肉( Boeuf 、Vache 、Veau )
Boeufは牛の総称で、雄牛はTaureau、雌牛はVache、子牛はVeauといいます。最も危険
なのは、 Vacheの中でもVache laitiere( 乳牛 )です。御存知の用に乳牛は数年間ミルクを
生産した後、最後に食用肉となります。このミルクが良く出るようにする為に、骨肉紛飼料
飼育していたので、狂牛病にかかる牛が続出してきたのです。ですのでたとえ大丈夫と言われても、パニック以前から生存している全てのVache laitiereが本当に100%安全かどうかは分からない
(疑わしい)ので、買わない方がいいと思いますが、どうしてもという場合は必ずBoucherieで、
お店の人に確認してからにしましょう。Boucherieでもいろいろあり、入口などに左図のような
Label Rouge」のマークが貼ってあるお店の方がより安心出来ると思います。
Label Rouge/ラベル・ルージュとは“認定された一級品レベル”のようなものです。これが付いているお肉は安心して食べることが出来ます。スーパーでもこのラベルが付いていれば大丈夫です。ミンチ等はBoucherieでまず一切れ選んでから目の前で挽いてもらいましょう。(スーパーでは買わないほうがいいです。) また、「Charolais」産の牛肉や 「BIO」というマーク(これも保証された一級品レベルです:右図)も同様に
安心 して買うことが出来ます。
豚肉( Porc )

豚肉も牛肉同様、「Label Rouge」又は「BIO」が付いているものならスーパーでも安心して買えますし、
Charcuterie(豚肉や豚肉製品、お惣菜を売る店)でお店の人に聞きながら買うことも出来ます。ハムや
ソーセージ、パテなども気をつけましょう。というのは加工品はどんな過程で中に何が入っているか分からない
からです。これらの製品も、認定を受けて「Label Rouge」を付けて売り出しているメーカーが増えてきています。生ハムや乾燥ソーセージも同様です。また、よく「100%Vegeteaux」いうのを貼っている製品もあります。
これは豚を飼育する餌は野菜やミネラル、ビタミンのみであることを表しています。ウインナーやハムなどによく見られます。

鶏肉・七面鳥・鴨( Poulet ・ Dinde ・ Canard )など

鶏肉類もやはり「Label Rouge」か「100%Vegeteaux」のラベルが付いているものを選びましょう。ちなみに
鶏肉は 「LOUE」という地方で育ったロースト用の丸ごとが味も質も一級品です。とくに全体的に黄色っぽいもの
が格別で、しっとりプリプリとしています。(安価な鶏はローストすると中がちょっとパサパサしています。)

馬( Cheval )、うさぎ( Lapin )、ダチョウ( Autruche )などなど。。
これらは安心して普通に食べられます。馬は普通、若干甘味があり柔らかいです。ダチョウは真っ赤な柔らかい
お肉で、ほとんど牛肉のようです。うさぎはサッパリとした鶏肉に近い食感で美味しいのですが、いつも少し可愛そうな気分になります。。あと子鹿や、私は食べたことありませんがイノシシやカンガルーも売っています。
(ちょっとコワイ〜!)
あと、魚も養殖魚は危ないと言われています。これも大量生産のために骨肉紛飼料を与えていたからです。



如何でしょうか。少しは参考になりましたでしょうか。制限されるものが多いので、せっかくのレシピがしばらく使えないなど
色々と大変ですが、一家の食生活の責任者として安心して美味しいものを食べてもらえるよう頑張りたいと思いますっ!



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